冬の利尻山に「登山やスキー、スノーボード、スノーシュートレッキング、スノーモービル」などで入山される方は、装備・計画を万全にして、体調確認、天候等の最新情報を確認し、無理のない行動をお願いいたします。
利尻山登山の注意事項等を下記にまとめていますので、ぜひ参考として下さい。
利尻山登山にあたって
■ 冬期の山の気象状況は非常に不安定です。吹雪などの急な天候不良に注意が必要です。
■ 気温が氷点下30℃以下になることもあり、風により体感温度はさらに低くなります。低体温症や凍傷の危険も!
■ 視界不良(ホワイトアウト)による道迷いや雪崩による巻き込まれ、アイスバーンによる滑落など、遭難事故の危険性が高まります。
■ 雪崩や雪庇の踏み抜きに注意し、単独登山は避け複数人での登山をしましょう!
■ 登山を行う際には、気象や地形などを十分に調べ、無理のない計画と万全な準備を!
装備について
1.連絡手段を確保するための装備
『無線機・携帯電話・スマホ・予備バッテリー』
2.道迷いや遭難を回避するための装備
『地図・コンパス・GPS・ルート旗・カラーテープ・ヘッドライト・ココヘリ』
3.冬山用の装備
『ウェア・手袋・帽子(ヘルメット)・ゴーグル・カイロ・十分な食料・飲料水』
4.ビバーク用の装備
『ツェルト(簡易テント)・エマージェンシーシート・バーナー(コンロ・ストーブ)』
5.雪崩に備えた装備
『ビーコン・スコップ・プローブ(ゾンデ)』
6.滑落防止用の装備
『アイゼン・ピッケル・ストック』
万が一遭難して、救助を求めるときは、真っ先に110番通報!110番通報することで位置情報の特定につながる場合があります。電波の届かない場所も多いので注意してください。
山に登る際の注意事項
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無理のない、ゆとりを持った計画で
・単独登山は避け、経験あるリーダーのもと各自の体力に合わせ、無理のないゆとりをもった計画にしましょう。
・予備日も考慮して、計画立てを行いましょう。
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登山計画書(登山届)の提出
・最寄りの警察署又は地元駐在所へ提出してください。
北海道警察にはWEBでのオンライン提出も可能です。
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山岳遭難防止情報について
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気象情報や天気予報の確認
・出発前はもとより、登山中も常に最新の気象状況を確認し、天候の急変等に備えましょう。
・悪天が予想される場合には、途中でも登山を中止し引き返すなど、適切に判断し、 無理な行動を控えましょう。
◆稚内地方気象台 Tel (0162)23-2678
国立公園利用のマナー
携帯トイレを持参しましょう!
※冬期間はトイレブースは閉鎖されております。