島人の投稿
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「楽しむ冬」利尻礼文サロベツ国立公園だより 3月 Vol.15
冬こそ自然の造形や営みを知るには絶好の季節です。夏には同じように見えていた樹木にも落葉樹や常緑樹が森の中にある事に気づき、雪の上に残る足跡や食痕で、野生動物の動きや暮らしぶりを知ることが出来ます 。 越冬のためにこの地を訪れる冬鳥や海獣たちの存在で、世界共通に季節がある事も感じます。すべて都会では味わえない、この地だからこそ体験できる冬の楽しみです。 利尻島「ウミネコたちのアンサンブル」 …詳しく見る -
「冬の使者」利尻礼文サロベツ国立公園だより 2月 Vol.14
本格的な冬が到来し、大陸から越冬の為に、コオリガモやシノリガモをはじめとする冬ガモに加え、頭上にはオオワシが飛翔し、ゴマフアザラシも群れになって押し寄せて来ています。 ここはまるで野生動物のワンダーランド。厳しい冬、この地だからこそ出会える奇跡です。 利尻島「孤高の旅人」 吹雪の中、背中を向けて、遙か遠く、どこまでも続く海の向こうをのぞむオオワシに出会いました。どこか物憂げな後ろ姿に…詳しく見る